ibus-kkcの単語登録

ibus-kkcで新JIS配列が使えるようになったのでmozcから乗り換えてみた。SKKの辞書を使っているとのことなのでSKKのような使い勝手なのかと思ったが,ごく普通の連文節変換で日本語入力ができた。

単語登録の方法

SKKに少し似たところといえば,単語登録に別のソフトが要らず品詞の指定も要らないという点。たとえば「神々櫛」を「かがぐし」という読みで登録するときには以下のようにする。

  1. なんとかして「神々櫛」を画面に出す(「かみがみ」と「くし」で変換)。
  2. 「神々櫛」を選択してAlt+R(目に見える変化はない)。
  3. 続けて「かがぐし」という読みを入力。
  4. 変換操作をすると一発で「神々櫛」が出る。
  5. そのまま確定操作。

登録された単語はSKKと同様にテキストファイルで保存される。場所は~/.config/ibus-kkc/dictionaryの下。

しかしこの辞書ファイルを直接いじることはあまりなさそう。誤登録してしまった単語を消すには,変換操作でその単語が表示されたときにCtrl+Backspaceを押せばよいから。

片仮名変換は要らない

SKKで片仮名語を入力するときには q で直接片仮名に変換するのが基本だが,ibus-kkcでは辞書にない単語をとりあえず片仮名に変換してくれる。そのまま確定すれば辞書に単語登録されるので,次からはちゃんと一発で変換できるようになる。

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ibus-kkcで新JIS配列

Arch Linux で ibus-kkc/libkkc をインストールすると /usr/share/libkkc/rules 以下にNicolaやazikなどのローマ字仮名変換表が置かれる。しかしGUIの設定画面からはそれらを有効にはできなさそう(何か見落としているのかな?)。新JIS (廃止された JIS X 6004)の設定は見当たらなかったし,そもそも自分はアルファベットの配列も Colemak に変えているのでローマ字仮名変換表は自作しなければならない。

ibus-kkcの設定画面から「動作」タブを選び「タイピング方式」を「かな」にすると, ~/.config/ibus-kkc/rules の下に kana というディレクトリーができる。その下の rom-kana/default.json が仮名入力状態でのローマ字仮名変換表なので, /usr/share/libkkc/rules/kana/rom-kana/default.json をここにコピーしてから新JIS配列になるようにアルファベットの部分を書き換えた。これだけでちゃんと新JIS配列になった。